韓国で働いている外国人にとって、就労ビザの更新(延長)はとても大事な手続きです。E-7やH-2など、どのビザを持っていても、ビザの有効期限が切れる前にきちんと延長申請をしないと、韓国での合法的な滞在が難しくなってしまいます。
この記事では、韓国での就労ビザ更新の流れや、必要書類・注意点について、わかりやすく説明します!🌸
申請のタイミングはいつから?
多くの就労ビザは、有効期限の4か月前から更新申請が可能です。ギリギリまで待たずに、余裕をもって手続きを始めましょう。
どこで申請するの?予約は必要?
申請は、最寄りの出入国・外国人庁(または支庁、出張所)に直接訪問して行います。ただし、訪問前にオンラインでの予約が必須です。
予約は韓国政府の公式サイト「Hi Korea(하이코리아)」でできます。妊娠中の方や障害のある方など、一部例外を除き、オンライン予約がないと受付してもらえないのでご注意を!
基本的な必要書類一覧
ビザの種類によって多少違いはありますが、一般的に以下の書類が必要になります。
書類名 | 説明 |
---|---|
パスポート | 原本とコピー(有効期限6か月以上が望ましい) |
外国人登録証(ARC) | 本人確認用 |
申請書 | 出入国管理法 別紙第34号書式など |
雇用契約書 | 新規または更新されたもの(勤務条件が記載されているもの) |
会社の事業者登録証コピー | 雇用主の会社の証明 |
在職証明書 | 現在の勤務先での在職を証明する書類 |
所得証明または源泉徴収票 | 給与および納税実績の確認用 |
住居証明書 | 賃貸契約書、公共料金の領収書など |
その他 | 保証書(業種による)、雇用主の納税証明書など |
H-2(訪問就業)ビザの場合は、以下のような追加書類が必要です:
- 標準労働契約書
- 特例就業許可証明書
- 就業期間延長確認書
※最新の情報は必ずHi Koreaなどの公的機関サイトで確認してください!
手数料はいくら?
- 一般的な就労ビザ(例:E-7)の更新手数料は60,000ウォン
- 配偶者ビザ(F-6など)は30,000ウォン
手数料は、出入国庁で収入印紙などを使って支払います。
審査期間と注意点
審査には通常1か月程度かかります。ビザの種類や書類の正確さによっては早まることも遅れることもあります。
✅ 勤務内容・給与がビザ要件に合っているかがポイント!
もし仕事内容が当初の申請内容とズレていたり、給与が下がっていたりすると、審査で不利になることも。しっかりと証明できる書類をそろえましょう。
よくある注意点
- 勤務先、職務内容、給与などの条件が継続してビザ基準を満たしていることが必要
- 転職や勤務先変更があった場合は、すぐに出入国管理庁へ届け出る義務があります
- 書類の不備や虚偽記載があると、延長拒否や罰金などのペナルティが発生する可能性あり
オンライン情報・便利なリンク集
申請書のダウンロードや予約は、以下のサイトで確認できます:
※サイトは韓国語・英語で提供されています。
要点まとめ
- ビザ有効期限の4か月前から更新申請OK
- Hi Koreaで事前予約 → 出入国庁へ訪問
- パスポート、ARC、雇用契約書などを準備
- 手数料は60,000ウォン
- 勤務内容や給与条件が大事
- H-2やE-7など、ビザの種類ごとに書類が違うので要チェック!
更新に関して不安がある場合は、ビザ専門の行政書士や弁護士に相談するのもおすすめです。