韓国でのワーキングホリデーが楽しすぎて、「もう少し長く滞在したい!」と思う方も多いはず。でも、**韓国のワーキングホリデービザ(H-1)**は原則、延長ができないことをご存知ですか?
この記事では、日本人を含む外国人が韓国でワーキングホリデービザを延長・または他のビザへ変更して滞在を継続する方法を、最新の制度に基づいてわかりやすく解説します。
Index
韓国ワーキングホリデービザ(H-1)の基本情報
韓国と協定を結んでいる国の18〜30歳の若者が、最大1年間、韓国で観光・文化体験・短期就労を楽しめる制度です。
- 滞在期間:原則12ヶ月(延長不可)
- 目的:観光と文化交流(就労は補助的)
- 対象年齢:18〜30歳(申請時点)
- 回数:人生で一度きり
ワーキングホリデー延長はできるの?
結論から言うと、H-1ビザの延長は原則不可能です。韓国の出入国管理方針では、ワーキングホリデーは一時的な滞在を目的としているため、単純な延長は認められていません。
ただし、韓国での滞在を他の合法的なビザへ変更することで、結果的に長期滞在が可能になるケースがあります。
滞在を延長するための現実的な方法
1. 他のビザに「在留資格変更」する
韓国での滞在を継続する最も現実的な方法は、H-1から他のビザに在留資格を変更することです。
主な変更可能ビザの例:
ビザタイプ | 対象・条件 |
---|---|
E-7(就労ビザ) | 特定の専門職に就く場合。雇用契約・会社のサポート必須 |
D-2(留学ビザ) | 大学や語学学校などに正規入学する場合 |
F-6(結婚移民ビザ) | 韓国人と結婚している場合 |
F-2(長期滞在ビザ) | 特定の条件を満たした外国人向けの永住タイプのビザ(難易度高) |
滞在延長・資格変更の手続き
✅ 申請時期
- 現在の滞在期限が切れる4ヶ月前から当日まで申請可能
- ビザ期限ギリギリに動くのではなく、早めの準備が重要
✅ 申請手順
- 必要書類を準備
- Hi Korea(ハイコリア)ウェブサイトから事前予約
▶ https://www.hikorea.go.kr - 居住地の出入国管理事務所に訪問して提出
- 必要に応じて面談・追加書類の提出
✅ 基本の必要書類(例)
書類名 | 内容 |
---|---|
在留資格変更申請書(様式34号) | 出入国管理局の公式書類 |
パスポート | 原本とコピー(有効期限6ヶ月以上推奨) |
外国人登録証(ARC) | 有効な登録証明書 |
住居証明書 | 賃貸契約書、公共料金領収書など |
雇用証明書・契約書(就労ビザの場合) | 雇用先からの書類一式 |
財政能力証明書(残高証明など) | 必要に応じて提出 |
学歴証明書(学業ビザ等) | 大学の在学証明書など |
手数料 | 通常6万ウォン(オンライン申請は5万ウォン) |
注意点
- 滞在期限を過ぎて申請することは絶対にNG! → 違反扱いになり、罰金や強制出国になる可能性も。
- 本人が韓国国内に滞在していることが前提 → 海外からの申請や代理申請は不可
- 審査期間は最大2ヶ月 → 就労ビザ等は審査に時間がかかるケースあり
- 不備や虚偽の申請は厳しくチェックされる → 入国禁止や再入国制限のリスクも
よくある質問(FAQ)
Q. ワーホリ終了後に延長は一切できませんか?
A. H-1ビザ自体は延長不可ですが、他のビザへの在留資格変更で滞在を続けることは可能です。
Q. 就労ビザへの変更に必要な条件は?
A. 雇用先の会社からのサポート(契約書、事業登録証など)、あなたの専門性を証明できる学歴や経歴書類が必要です。
Q. 出入国管理局の予約はどうやって取るの?
A. Hi Koreaウェブサイト(https://www.hikorea.go.kr)からオンライン予約が可能です。
Q. 万が一延長申請が拒否されたらどうなる?
A. 不許可となった場合、通知日から定められた期間内に出国しなければなりません。無視すると不法滞在となります。
最新情報の確認方法
制度や審査基準は随時変更されるため、下記リンクから最新情報を必ず確認してください:
まとめ
- 韓国ワーキングホリデービザ(H-1)は原則延長不可です。
- ただし、条件を満たせば他のビザに変更して滞在を続けることが可能です。
- 必要な手続きや書類をしっかり確認し、早めに準備を始めましょう。
- 少しでも不安がある場合は、専門の行政書士や出入国管理局に相談を!
韓国での滞在をもっと長く楽しみたいあなたへ、正しい方法で安全にステップアップを!